poetry

Jポップの詩学

from pele-mele id:yskszk:20030528#p4 「ユリイカ 6月号 特集:Jポップの詩学」(青土社)を購入。「Jポップを聴くと馬鹿になる」というが初読の感想。文学や美術といったジャンルに関してはそれなりに鋭いことを言っているひとでも、Jポップを論じるとなる…

ネコアタマ

「いらっしゃいませ . . . . . 続きを読む from realtalk

美代子、石を投げなさい (荒川洋治)

『荒川洋治全詩集 1971-2000』←故 安原顕のレビューが読めます。 あとがき 小学五年生の「夜の道」から、最新の詩集『空中の茱萸』まで、みんなはいってしまった。二○世紀中に書きつけたぼくの言葉がほとんどおさまったことになる。これが「全集」の現実であ…

長谷部奈美江

セプテンバー・トレイン ほそいほそいもの(Poetry Japan)窓際の一分 1959年、山口県の生まれ。詩人。下関市在住。第26回現代詩手帖賞(1988年)、第2回中原中也賞(1997年)。〈詩集〉第一詩集『たかく、唇をひらきかげんに』(思潮社、平2)『もしくは…

過去作品の見方を迷う

from 鳥(岸san)の文 明るくて活発で愛想が良ければ考えぬ方が楽だと云えど考えなくては生きる意味が哀れ個性の勘違い余裕装い一歩上の振る舞い 騙せているのは自分一人種も無いのに水をやり 花が咲かぬと嘆いては 育つは名も無い草ばかり

水駅 荒川洋治

もうどうでもいいよと笑いながら、いいようのない喪失感を 踏みつけながら生きている罪悪感が 疲弊した私の思考をよぎる