『アメリカの反知性主義』(みすず書房)

人間は編集する動物である 3月21日日曜の日記より

アメリカの反知性主義』は、名実ともに読みごたえたっぷり、文化史の見本のような歴史叙述が懐かしくも心づよい一冊であった。二段組で400ページをこえるヴォリュームといい、本体4800円という価格設定といい、きびしい部数を予想させる。しかしこれがかなり売れているらしく、ちゃんとした本にはちゃんと読者がつくのだなあ、日本も捨てたもんじゃないなあ…というのが素直な感想。

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