唐沢俊一氏の嫌な予感

山形浩生勝手に広報部(http://ruitomo.com/~hiroo/bbs/kohobu.html)をひさびさに見たら、以下の引用がありました。

唐沢俊一氏の日記より
http://www.tobunken.com/diary/diary.html
>11日(火) キャプテン・ハローワーク
>嫌な予感がするのは、これでまた軽率な若手文化人たちが金子氏擁護のつもりで
>著作権批判、警察批判、有罪が確定した場合の検察批判などを法廷で、またマス
>コミを通じ、ラチもなく繰り返し、かえって金子氏の立場を悪くすることになり
>そうな雰囲気が感じられることだ。松文館裁判宮台真司がふるった弁舌が、逆
>効果で裁判官の心証を害して有罪判決が下ることになってしまった件の、二の舞
>を演ずるような予感が、ネットのあちこちを逍遙した限りでは芬々と漂っている
>のである。

このあとで山形さんが「「FREE CULTURE」を出版したレッシグ教授に聞く」について、

鋭意翻訳中  : 山形 - Wed May 12 22:24:01 2004
ガシガシやってます。近々、その本の中でレッシグが自分のエルドレッド裁判敗因について苦渋の反省をしている部分でもお目にかけましょうかね。かれも要するに、あまりに知に流れすぎて、法廷に対して自分が不遜ともとられかねない態度を取ったりしたのが敗因ではないか、と分析しています。

と書き込んでいて、ふーむ、そうなのか。裁判というものは、ちゃんと 法律(法学)のルールに則りつつ、戦術を組み立てないといけないのだなと思った次第。