『<法と経済学>の社会規範論』(勁草書房)

飯田高 著、A5判、本体3000円、2004年5月 ISBN:4326402245

法もないのに秩序が成り立つのはなぜか。 合法的選択理論の枠組みを用いて、 人々の協力行動をモデル化する法と経済学の最前線。
R・ポズナーやカラブレイジらによって発展させられてきた <法と経済学>は近年、法の経済学的分析にとどまらず、道徳や 慣習なども含む法以外の広義の社会規範の分析へとむかっている。 法と社会規範の適切な組み合わせを通じた、より有効な問題解決の 方法を探るこのアプローチのモデルと論理の全て。