打ち手

from CNET Japan Blog 渡辺聡・情報化社会の航海図「Google、PCローカルドライブへの橋頭堡

互いのコアアセットを一つずつ挙げてみる。
Google:卓越したウェブ検索エンジン
MS:ローカルPCでの圧倒的なシェア
この二つから考えると、Googleはこれまで通り追いつかれる前に最速で走り去ってしまうこと、MSはローカルPCを基盤として競争の形を変えることがストレートな戦略となる。
マイクロソフトは、ウェブからイントラからローカルまでシームレスに統合するプランを進めている。中心はOSかOfficeのどちらになるのか見えていないが、「こちら側」を強化し、「あちら側」も呼び出せるような形で技術開発を進めている。
Googleの打ち手としては基本はディフェンシブであり、表面上Yahooとの勝負に見える形でサーチを中核としたポートフォリオOrkutGmail etc)を固めていくことで、MSがレースに参加する条件が整った頃には既にゴールテープを切っている状態を作り出すこと、また「こちら側」の機能を徐々に「あちら側」に映していくことが方針だろうと思い込んでいた。

「打ち手」って、チェスや将棋の「打ち手」のことかな。「打ち出の小槌」でもないし。おそらく、「Googleの仕掛ける戦術(戦略)」のことだろうと思う。いや、「Googleの目論見」か?
また、同記事では「資本主義の誤謬」という言葉が使われているが、これは「切込隊長BLOG 〜俺様キングダム: パブリックP2P」で使われていた。どっちかと言えば、○経用語のような気がするが。。。