『絶望論 〈知〉と物欲の不良債権処理 』清田友則著(晶文社)

四六判、304頁、本体2400円、ISBN:4794966156
【出版社より】「終わりなき世界」で永遠に満たされない欲望を抱えて生きる我々が、よき生をまっとうするために残された選択肢こそ〈絶望〉である。フロイトラカン精神分析理論、現代思想の知見を使い、グローバリズムテロリズムにまみれ爛熟する資本主義世界の欲望構造を分析する長編文化政治評論。思想界における「堕落論」ともいうべき問題提起の書。