バイリンガルはボケにくい

from 知の冒険 @ Windfall/ 2004年08月01日「バイリンガルはボケにくい」

ヨーク大学のEllen Bialystok博士らの報告によると、母国語のみ話す人よりも2ヶ国語を話す中・高齢者の方が、年をとることによる認知能力低下が少なかったというのだ。
年をとると判断力や注意力が低下するのはみな経験的に知っていることだろうが、彼らは言語運用能力と認知機能がどう関係するかに着目したようだ。...〔そして、被験者らに対して〕コンピューター画面に表示する画像に対する反応速度を調べたそうだ。
コンピュータ画面上に見慣れない画像を表示したときの反応をみることでサイモン効果と呼ばれる反応をグループ間で比較した。サイモン効果とは、ある側面を基に決めておいた反応を求めたとき、別の無視すべき反応を与えて反応が促進されたり、妨害されたりする様子を示すもののようだ。
バイリンガルは、そうでない人よりも必要のない情報をカットして俊敏な判断力を有していたということだ。

東京弁大阪弁じゃだめなのか…。やっぱり、エゲレス弁とかフランス弁とかか。