最悪のブログキャンペーンを検証する。

via 小ネタBlog〜純情派 http://yoiko.blogtribe.org/entry-2a37b4ee81b8defaeeea3e91a9047aa7.html

●Webマーケティングの近未来 第26回〜欧米での企業ブログのケーススタディ(その6)
2005年02月10日 10時03分 http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/rep02/358892

最悪のブログキャンペーンを検証する

今までこのコラムでは、ブログがどれだけビジネスに、特にマーケティング・PRに使えるか、という話をしてきた。安い経費でできること、検索エンジンの上位に上がりやすいこと、RSSフィードがあること、他のブロガーと対話ができるということ、その対話を通して話題が広がっていく口コミ効果があることなど、メリットは計り知れない。

細かい話ですが、「マーケティング・PRに使える」じゃなくて、「マーケティング・AD(=宣伝)に使える」が正しいと思います。日経広告用語辞典のPRの定義は以下のとおり。

PR/パブリック・リレーションズ public relations
企業・団体が消費者や公衆との間に,好ましい関係をつくり出し,信頼と理解を得ることを目的とした活動。情報を発信する広報活動だけでなく,外からの情報を受信する広聴活動をも含む。PRの中にマス広告も含めることがあるが,必ずしも正しい用法ではない。

そして、締めの言葉、

口コミ効果のみを追いかけて、ブロガーと対処することには問題がある。隠し事をせず、消費者と同じ目線で真摯に対応する態度が、ブログやSNS(Social Networking Service)などのCGM(Consumer Generated Media)が普及した環境での企業コミュニケーションに必要とされていることだと思う。

での「消費者と同じ目線で真摯に対応する態度」とは何かよくわかりません。そうではなく、「顧客の忠誠度(ロイヤリティ)を高めるような施策」が必要なのでは。そのためには、ある種の「プロ」が関わる必要があるでしょう。結果的には、もっと巧妙に宣伝活動が行われるようになるのかもしれません。あるいは、逆手にとって「ブーム」をこしらえるかもしれないですね。
この手の「宣伝」手法に関する話は日経MJにときどき載っているので、関心がある方はご覧になるといいと思います。