年祝

年祝(としいわい):一定の年齢になったことを祝う儀礼。賀の祝い,賀寿とも。奈良時代には40歳から始めて10歳ごとに祝いをする風があったが,今日では一般に61歳(還暦),70歳(古希),77歳(喜寿),80歳(傘寿),88歳(米寿),90歳(卒寿),99歳(白寿)などを祝う。年祝の年齢は地方によっても異なり,厄年とされる年を祝うところもある。(マイペディアより)


以下、『最新日本語活用事典』(現代用語の基礎知識 付録)より。※印は引用者追記
◆長寿の祝い〔祝い〕
◇還暦:数え年で61才の祝い。本卦返還り(ほんけがえり)ともいう。暦の十干十二支は60年の周期で、61年目にその人の生まれた干支に戻るのでこう言われている。※【本卦還りの三つ子】年をとって、まるで幼児のようにたあいなくなってしまうこと。
古稀:70才の祝い。中国の詩人杜甫の詩「人生七十古来稀也」からの言葉。
喜寿:77才の祝い。喜の字の草書体が「七十七」に見えることによる。
◇傘寿:80才の祝い。傘の略字を分解すると八十になることによる。※ヨミ:さんじゅ。
◇米寿:88才の祝い。「米」という字を分解すると八八になるため。
◇卒寿:90才の祝い。卒の略字「卆」を分解すると九十になるため。
◇白寿:99才の祝い。百という字から一を抜き取ると「白」という字が残ることによる。