サービスサイエンス

えーと、サービスサイエンスというのは特に新しいものではなく(「SOA」のような焼き直し理論と同様)、ユーザーにサービス(=何らかの便益)を提供するということを「科学的に」分析するということですね? <誰にたずねているのか。
このようなマーケティング活動を含み、「経営とは総合科学である」、IBM社のそういう姿勢が伝わってくるような気がします。


from [坂本健太郎の技術経営序説]IBMサービスサイエンスMOT(August 29, 2005 11:30 AM)
http://blog.japan.cnet.com/sakamoto/archives/002315.html

 今回は今年5月に米IBM社が、米国のMOTコースを持つ有力大学にカリキュラムを提供すると発表を行った、「サービス・サイエンス」とMOTについてです。
 「サービス・サイエンス」の話をする前に、IBM社が「サービス・サイエンス」という学問領域への取り組みを発表した背景として米国の経済構造の変化について説明をします。

 医者と患者の関係がサービスの例としてあげられます。医者は医療というサービス(無形)を患者に提供し病気などから回復をさせ、それに対して患者は診察料を支払うのです。「サービス・サイエンス」とは、この無形であるサービスを体系化した学術分野です。
 「サービス・サイエンス」には、コンピュータ・サイエンス、オペレーションズ・リサーチ、インダストリアル・エンジニアリング、ビジネスストラテジー、経営工学、社会科学、および法律学の各分野で現在行われている研究が取り入れられることになります。


from 産業競争力強化に向けた米国動向と日本の課題:shiba blogコメント

今回の日本投資銀行レポートのベースとなっているパルミサーノレポートの提唱する「サービス・サイエンス」に関して、IBMのALMADENリサーチの「サービス・リサーチ部門」のヘッドのJim Spohrerがサービス・サイエンスの背景を解説したプレゼンテーション資料がありますので、ご参考までに。
http://accelerating.org/ac2004/slides/AC2004(Spohrer).ppt