『ポストモダンの思想的根拠 9.11と管理社会』岡本裕一朗 著

ナカニシヤ出版、2005年7月発行　税込価格 2520円　四六判　296頁　>> 版元の紹介ページ　http://211.9.219.130/modules/myalbum/photo.php?lid=112&cid=11

ポストモダンの思想的根拠―9・11と管理社会

〔目次〕
はじめに

序章　ポストモダンの第二段階が始まる！
１　ポストモダンの流行とは何だったのか
２　流行の後でポストモダンはどうなっているか

第一章　規律社会から管理社会へ
１　「モダンな規律社会」とは何か
２　規律権力と生権力
３　ポストモダンと管理社会

第二章　統制管理社会と自由管理社会
１　『啓蒙の弁証法』と管理社会
２　オーウェル的・ハックスリー的な統制管理社会
３　自由管理社会における「情報管理」と「生命倫理」

第三章　ポストモダンとリベラル・デモクラシー
１　ポストモダンとネオリベラリズム
２　「来るべきデモクラシー」とは何か
３　リベラル・デモクラシーか階級闘争か

第四章　ポストモダンはどこへ行くのか
１　グローバリゼーション、＜帝国＞、マルチチュード
２　フーコーとドゥルーズの亡霊
３　９・１１と管理社会の行方

終章　ポスト人間化する管理社会

註
ブックガイド
あとがき
事項索引
人名索引