コンティンジェンシー予算がプロマネの権限を決める

●コンティンジェンシー予算がプロマネの権限を決める(『PM magazine』編集長Blog)
http://www.shoeisha.com/blog/pmmag/archive/2005/09/15.aspx

 どんなプロジェクトであっても、まったくの予定通りに行くことはありえない。そこで、事前に予測できない事態に対処するために「コンティンジェンシー=予備」の予算を取るわけだ。
 だが、このコンティンジェンシー予算が削られてしまうと、プロジェクトをドライブして行かなくてはならないプロマネが不測の事態に遭遇したとき、取るべき手段が限られてしまう。要は、ほとんど金のかからない対処法しか取れないと言うことだ。これでは、手足をもがれたも同然だ。
(中略)必要なのが、ある意味での標準値だ。つまり、こうしたプロジェクトであれば、どのようなプロセスで、どのくらいのコンティンジェンシーを取っておくべき、という標準値の共有こそが、今求められている。