『場の論理とマネジメント』

伊丹敬之 著、四六判 上製 424頁、本体2200円 2005年12月29日 

場の論理とマネジメント

場の論理とマネジメント

http://www.toyokeizai.co.jp/CGI/kensaku/syousai.cgi?isbn=52158-5

日本および世界の優良企業の組織のなかでプロジェクトや重要な意思決定が行わ
れる過程を分析していくと、肩書きや役職にしばられない「人々の自然な協働」
を促す「場」の存在が目につくという。それは、従来の経営学の主流にある階層
・ヒエラルキー型の命令系統による「システム経営」とは違った、個々人の自律
・自発的な相互作用を重視した経営のあり方であり、それを著者は「場」という
キーワードをもとに分析し、そこに、大規模複雑化する組織運営のヒントとなる
べき新たな経営のバラダイムを本書に見いだす。

■目次
序章 空間は情報に満ちている
第I部 場の論理とメカニズム
第1章 場の論理
第2章 経営組織の中の場
第3章 場のメカニズム
第II部 場のマネジメント
第4章 場のマネジメントとは
第5章 場の生成のマネジメント
第6章 場のかじ取りのマネジメント
第7章 場における情報蓄積
第III部 場のパラダイム
第8章 マネジメントのパラダイム転換
第9章 場の中のマネジャー
終章 経営を超えて、ダイコトミーを超えて