『法学部生のための経済学入門』

法学部生のための経済学入門

法学部生のための経済学入門

工藤和久 著、東洋経済新報社、2006年02月09日 A5判 並製 372頁 3,570円 ■ 法律や契約など、法学部生に関係するトピックを取り上げて経済学を解説した、ユニークな教科書。経済学を専門としない学生向けにわかりやすく、経済学の面白さと基礎知識を伝える。

■目次
第I部    自由市場経済とは何か−思想的基礎
第II部    市場分析の基礎
第III部    ゲーム論の基礎
第IV部    取引と契約モデル
第V部    非対称情報の経済分析
第VI部    組織の経済分析の基礎
第VII部    規制と政府
第VIII部    「市場の失敗」と諸制度 

【関連書籍】『法と経済学 企業関連法のミクロ経済学的考察』宍戸善一/常木淳 著、A5判上製、186ページ、2004/04 本体2400円 

法と経済学―企業関連法のミクロ経済学的考察

法と経済学―企業関連法のミクロ経済学的考察

目次
 序論 法学と経済学:対立から協働へ
第1部 契 約
 1 ゲーム理論の「法と経済」への応用
 2 コースの定理とその意義
 3 不確実性・保険の「法と経済」
第2部 組 織
 4 契約と組織の「法と経済」
 5 不完備契約理論と「法と経済」
 6 繰り返しゲームの「法と経済」への応用
第3部 市 場
 7 市場と競争の「法と経済」
 8 資本市場の「法と経済」
 9 企業金融の「法と経済」
 10 環境問題の「法と経済」
第4部 効率と公平
 11 「法と経済」における公平性の位置付け