「ITスキル標準 Version2」、4月1日に公表

「ITスキル標準 Version2」、4月1日に公表
http://www.meti.go.jp/press/20060329002/20060329002.html

独立行政法人 情報処理推進機構(略称:IPA、理事長:藤原 武平太)は、2006年4月1日より、「ITスキル標準」の新バージョンとなる「ITスキル標準V2」をIPA ITスキル標準センターのWebサイト上(http://www.ipa.go.jp/jinzai/itss)で公表します。
「ITスキル標準V2」は、IPA ITスキル標準センターと産学の有識者から構成される「ITスキル標準改訂委員会」(委員長:有賀 貞一 社団法人情報サービス産業協会 副会長)が、わかりやすさと使いやすさを追求するという方針に基づき改訂したもので、2002年12月に公表されたITスキル標準のバージョンアップは、今回が初となります。新たに公表するのは、「1 部:概要編」、「2部:キャリア編」、「3部:スキル編」というITスキル標準本体と、活用のための資料をまとめた「附属書」です。従来の基本構造や複数の職種で専門分野を見直すなど、前バージョン(Ver1.1)を大幅に改善した内容になっています。

【主な改善点】
○基本構造の明確化
・キャリア編とスキル編として構造を明確化
・スキル編では、一覧的な資料として「スキルディクショナリ」を新設
○ドキュメント構成の体系化
・ISO等の国際標準を参照し、体系的に整理
○評価基準の明確化
・達成度指標の位置づけを各レベルのエントリ基準として明確化
・理解を深めるための様式記述の変更、及び実績回数の明記等、内容の充実
○専門分野の見直し
・ITアーキテクト、プロジェクトマネジメント、及びオペレーション職種で専門分野を再定義
○改訂の定期化
○その他(解説内容、及びスキル項目及び知識項目の充実)