関曠野『民族とは何か』

山本理顕（建築家）が Casa ブルータス（2006 vol.74 May）で推薦していた。

『民族とは何か』 関曠野 著、講談社現代新書、2001　

民族とは何か (講談社現代新書)

目次
◇第一部
第一章　「民族」という厄介な言葉
第二章　民族と民族主義についてのさまざまな見解
第三章　最初の民族国家 --- 英国
第四章　ヘブライ人 --- 範例的民族
◇第ニ部
第五章　民族になることの困難さ --- フランス革命
第六章　民族になることの不可能性 --- ドイツの場合
第七章　二十世紀 -- 民族の世紀
第八章　ロゴスとミメーシス
◇第三部
第九章　日本人は民族たりうるか/結論

「民族 --- 司馬遼太郎の誤解」　　　　　　関　曠野

　懸案だった拙著『民族とは何か』（講談社現代新書）がようやく刊行の運びになった。この本の狙いは、民族という誤解されやすい事柄を歴史を辿って再考し、民族の観念がなぜ政治的に強い喚起力をもっているのかを明らかにすることにある。詳細はご一読いただきたいが、ここではこの言葉のもつ複雑な一面をあらわす別のトピックに触れてみたい。
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『建築の可能性、山本理顕的想像力』山本理顕 著　

建築の可能性、山本理顕的想像力

『徹底討論 私たちが住みたい都市　身体・プライバシー・住宅・国家　工学院大学連続シンポジウム全記録』

徹底討論 私たちが住みたい都市 身体・プライバシー・住宅・国家 工学院大学連続シンポジウム全記録

身体 ■ 伊東豊雄×鷲田清一　7-59
プライバシー ■ 松巌×上野千鶴子　61-120
住宅 ■ 八束はじめ×西川祐子　121-182
国家 ■ 磯崎新×宮台真司　183-253