公開討議「モバイル社会における技術と人間」

公開討議「モバイル社会における技術と人間」(未来心理研究会 モバイル社会研究所
2006年10月17日(火)13:00〜18:00 於:ICC(東京初台)
プログラム:http://www.moba-ken.jp/msk/10/program.html
●参加希望の方はこちらへ >> http://www.moba-ken.jp/msk/10/

【内容】モバイル社会における先鋭的論点について複合領域の見識や知見を交流させることによって、深堀りし洗練を企図する「未来心理研究会」。昨年に引き続き、未だ顕在化していない課題に挑み、本質を探りながら実体を導きます。技術のスマート化や埋め込みが推進される社会。システムと人間の領域は融合し、かつて設定されていた境界線も変化しています。私たちを幸福にするための技術なのか、或いは、技術の意義を証するために人間存在が設定されているのか。 支配と従属の二項対立的関係ではない、適度な緊張をもった協調関係が追求されています。はたして、人間は技術によって、どのように「更新」されていくのでしょうか。設計の尺度が「人間」だけではないとすれば、「それ」はなんであるのか。スイッチが遍在していることに気づいた私たち。モバイル社会における人間の位置を考えます。


【登壇者(敬称略)】 〔季刊誌「Mobile Society Review 未来心理」の関連記事PDFを参照可能〕
宮台真司首都大学東京准教授)⇒未来心理連載(PDF)  未来心理5号(PDF)
斉藤環(爽風会佐々木病院精神科診療部長)⇒未来心理1号(PDF)
船木亨(専修大学文学部教授)
萱野稔人東京大学21世紀COE「共生のための国際哲学交流センター」研究員)
和田伸一郎(京都学園大学京都精華大学非常勤講師)⇒未来心理2号(PDF) 未来心理3号(PDF)
鈴木弘輝(東京都立大学社会学)博士)⇒未来心理6号(PDF)
堀内進之介(首都大学東京大学院社会科学研究科博士課程)⇒未来心理6号(PDF)



【関連リンク】昨年のシンポジウムのプログラム(モバイル社会シンポジウム2006「未来体験と交響する英知」)で見つけた、原田曜平氏による「ケータイ・アフター世代におけるコミュニケーション」はかなり納得。
ケータイ・アフター世代におけるコミュニケーション(原田曜平)発表関連資料(PDF)