ページビューの死

ページビュー数(PV)そのものだけを論じても意味はないが、PVの変動率は意味があるだろう。
もちろん、そのほかの測定値(RSSから来たのか、リスティング広告から来たのか)と同時に検証しないといけないのだが。

from ページビュー神話が崩壊,ネット広告はどうなる メディア・パブ 2006年12月02日 http://zen.seesaa.net/article/28719587.html

 ページビュー神話の崩壊。多くの人が,そろそろ噴き出る問題と考え始めていた。そしてついに,ネット業界のインフルエンサーSteve Rubelが,彼のブログMicro Persuasionで“The Imminent Demise of the Page View”(http://www.micropersuasion.com/2006/12/the_iminent_dem.html)と打ち上げたのだ。(中略)Steve Rubelの言い分はこうだ。最近のWebページ設計では,AjaxFlashなどのインターラクティブ技術が普及し,ほとんどページクリックなしで済ませるアプリケーションが出現してきている(例えば,GmailGoogle Reader)。さらにwidgetの普及が,その流れを加速している。(中略)
 最近の先進的なサイトを見ていると,やはり「ページビューの死」がジワジワ近づいているようだ。米Yahooですら,今年5月にホームページを刷新したときにAjaxを採用し,クリックなしで(別のページに飛ばなくても)一部の情報をチェックできるようにしていた。これからは,アレコレと無闇にクリックさせて読みたい記事を探させるようなページ作りをしていると,ユーザーに嫌われてしまうだろう。最近,Google,Yahoo,MSN,NYtimes,ESPNなど,有力サイトが力を入れているパーソナライズドページ(マイページ)も,ユーザーがストレスを感じることなく,つまりなるべくクリックをさせないで,所望のコンテンツに到達させようとしているのだ。