『現代ミクロ経済学: 中級コース』(有斐閣)

たしかにテキスト向き、手堅い構成でした。
立ち読み可能 >> http://www.yuhikaku.co.jp/yuhikaku/ab/20060315_2/index.htm
from ある平凡助教授の,なんということもない日々 林貴志『ミクロ経済学http://theorist.blog6.fc2.com/blog-entry-110.html

最近の日本語中級のミクロ経済学書としては,ほかにも次のものに注目している.林 (2007) を「古典的」というなら,こちらは「現代的」といえるかもしれない.
塩澤修平, 石橋孝次, 玉田康成 (編). 現代ミクロ経済学: 中級コース. 有斐閣, 2006.

現代ミクロ経済学 中級コース

現代ミクロ経済学 中級コース

学部上級から大学院初級レベルの本格的ミクロ経済学。近年の理論的な発展と拡張をふまえ,
価格理論に加えて,ゲーム理論・契約理論など,最も関心の高いトピックスを丁寧に解説。
練習問題・解答付き。経済学を本格的に学ぶ人のための新しいスタンダード・テキスト。

目次
第1部 経済主体の意思決定
 第1章 消費者
 第2章 生産者
第2部 市場機構と経済厚生
 第3章 競争均衡と効率性
 第4章 均衡の存在とコア
 第5章 競争均衡と厚生
 第6章 動学的な一般均衡
第3部 戦略的行動とインセンティブ
 第7章 非協力ゲーム理論の基礎
 第8章 市場支配力と寡占競争
 第9章 情報とインセンティブ
 第10章 組織とインセンティブ
第4部 ミクロ経済学の歴史
 第11章 ミクロ経済学の歴史