岡茂雄『本屋風情』中公文庫

所長に id:aquirax 教えてもらった本。こんなにおもしろい本がなぜ入手困難(絶版?)なのだろう。

本屋風情 (中公文庫 M 212)

本屋風情 (中公文庫 M 212)

以下は「本の目次を写すは楽し」http://d.hatena.ne.jp/okjm/20060121/p2 より転載。> Thanks okjm
追記:不要な文字があったので修正。

岡茂雄『本屋風情』中公文庫
昭和五十八年九月十日発行(昭和四十九年七月 平凡社刊)

1 まえがき
2 南方熊楠柳田国男
3 南方翁の書簡と私
4 南方翁との初対面
5 南方翁に跟いて高山寺台へ
    ――御進講の前後 1
6 はからずも南方邸での二十四時間
    ――御進講の前後 2
7 「惚れ薬」の描いた波紋など
    ――御進講の前後 3
8 南方熊楠翁の自叙伝
9 『南方熊楠全集』に辿りつくまで
10 柳田邸、朴の木は残った
11 柳田、新村両先生仲直りのこと  ※新村=新村出
12 よくぞ生まれた『雪国の春』
13 『人類学・民族学講座』流産始末記
14 『アイヌ叙事詩 ユーカラの研究』生誕実録
15 『分類アイヌ語辞典』と金田一博士  ※金田一金田一京助
16 ソッスュール『言語学原論』を繞って  ※ソシュール著、小林英夫訳
17 『広辞苑』の生まれるまで
18 内田魯庵翁の回想
19 内田魯庵と嵯峨の屋御室
20 無愛想な青陵先生  ※青陵=浜田青陵
21 大儒片影
22 岩波文庫『ファーブル昆虫記』の由来など
23 『山日記』創刊の経緯
24 山岳誌『山』を創めるまで
25 『野鳥』創刊のお手伝いとそれから
26 中谷治宇二郎さんと私
27 岩波茂雄さんとの出会い
28 渋沢敬三さんの持ち前とそのある姿
29 『ドルメン』誌記
30 落第本屋の手記

  文庫版のためのあとがき