『盗作の文学史』(栗原裕一郎)

新曜社の新刊案内メルマガ(第83号)より。
へー、こんなものを書いていたのですね。
諸般の(大人の)事情で絶版になる前に買った方がいいですよ。

6月上旬発売予定
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『盗作の文学史』 ――なぜ盗作事件は起きるのか(仮)
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栗原裕一郎 著 四六判上製480頁・予価3990円(税込) ISBN 978-4-7885-1109-5 分野=新刊・文学・評論 ◆文学作品における盗作大全◆ いやあ人間(作家?)はつくづくおもしろいですね。本書は、文芸作品をめぐ って起こった「盗作」事件を取り上げて分析・検証したものですが、ここまで 徹底的に、文芸における盗作を収集したものはかつてなく、資料的価値として だけでも手元に置いておく意味はあるでしょう。えぇ、あの人が? というよ うな大物作家が次々に登場します。そのうえ、本書は読み物として抜群に面白 いです。新人賞を受賞したある作家は、本文だけでなく受賞のコメントまで、 盗作していた! などなど。パクリ、剽窃、盗作、無断引用、著作権侵害…… をめぐって繰り広げられるドタバタ(悲喜劇)を、冷静に拾い上げ考察した 「盗作大全」。すべての作家、作家志望者、文学愛好家、必携の書でしょう。 ○更新待ち遠しい栗原先生のブログ 「おまえにハートブレイク☆オーバードライブ」 http://d.hatena.ne.jp/ykurihara/