『社長のためのマキアヴェリズム』(鹿島茂)

MIZUNO'S SCAPE(水野誠一)http://www.miznos.com/scope_2003_11.html

だが本論をよんでみると実に優れた危機管理の書であるのです。しかも近年になって経営コンサルタントの中にもマキャベリを研究する人がいることに気づきました。
そんな機運が高まっているうちに、実に適切な本が出ました。
フランス文学者の鹿島茂氏が書いた「社長のためのマキャベリズム」(中央公論新社)です。
これは、現代のリストラにあたる企業経営者の心得として、マキャベリの「君主論」を読み替えている書物と言えます。言ってみれば君主論をビジネス書として読み解くわけです。

社長のためのマキアヴェリズム

社長のためのマキアヴェリズム