エスクァイア 2008年10月号 特集:SF再読。

今年逝去したアーサー・C・クラークと生誕80年のフィリップ・K・ディック、巨匠2人が遺したもの。かつては、未来を描いた「新しい」文学であったSF だが、いまや「古典」になった。SFが古典になる。それは古くなる、ということではない。未来を描いたSFが、過去の物語とつながり、未来が過去になり、過去が未来になる。−SFは未来を語れるか? SF再読。

●美しさへ。アーサー・C・クラークが描こうとしたもの。
●クラークが見た宇宙、見られなかった宇宙。
●フィリップ・K・ディック、その奇妙な世界。
●夢を見るようにディックを読むこと。
パルプマガジン、そして日本のSF黎明期。
●ストレンジ・フィクションという新潮流。
●時代でたどるSF小説60冊。ほか