『現代の経営理論』『取引制度から読みとく 現代企業』
●現代の経営理論 :伊藤秀史、沼上幹、田中一弘、軽部大/編、有斐閣、2008/11 A5判上製カバー付318頁 定価3360円 ■ 日本企業の実態から導かれた経営理論は,どのように構築,継承されたのか。それらの理論は,目下の現実にいかに適応可能で,どのような分析能力を有しているか。第一線の執筆者が,日本発の経営理論の意義と可能性を示す,注目の書。
序 章 多様な経営戦略論=沼上幹 第1部 企業研究へのアプローチ 第1章 日本企業の実証分析とリソース・ベースト・ビュー──「見えざる資産のダイナミクス」を中心とした展望=沼上幹 第2章 市場と組織──原理の相互浸透と企業の境界=伊藤秀史 第2部 日本企業のダイナミズム 第3章 日本企業の環境適応力とオーバー・エクステンション戦略=軽部大 第4章 多角化企業の戦略と資源──見えざる資産の蓄積と利用のダイナミクス=藤原雅俊 第5章 多国籍企業の組織能力とマネジメント──グローバル戦略と経営革新の組織的条件=天野倫文 第6章 見えざる資産の会計学──研究開発効率の視点から=中野誠 第3部 経営者の機能 第7章 企業は誰のものか──経営,支配,統治の3側面=田中一弘
- 作者: 伊藤秀史,沼上幹,田中一弘,軽部大
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: 単行本
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●取引制度から読みとく 現代企業(有斐閣アルマSpecialized)<12月8日発売>:加護野忠男、角田隆太郎、山田幸三、上野恭裕、吉村典久/著、有斐閣、2008/12 四六判並製カバー付322頁 定価2100円 ISBN:9784641123571 ■ 企業の取引に焦点を当てた経営学のテキスト。豊富な事例と理論的考察により実際の企業活動をイメージしながら学べるよう工夫した。経営資源,「人,モノ,金,情報」の取引に焦点を当て,利益を「生み出す」場としての取引の側面に光を当てて考察。
序 章 取引制度の違いを理解する 第1章 財の取引:ケース(アパレル産業,自動車産業) 第2章 財の取引:理論 第3章 資本の取引:ケース(パナソニック,村田製作所の創業期。ワールド,パーク・コーポレーション) 第4章 資本の取引:理論 第5章 労働の取引:ケース(人材派遣業,パソナ。セブン─イレブン,モスバーガーとマクドナルド) 第6章 労働の取引:理論 第7章 情報の取引:ケース(京都試作ネット,三和総合研究所) 第8章 情報の取引:理論 終 章 取引制度はいかにして決まるか
- 作者: 加護野忠男,角田隆太郎,山田幸三,上野恭裕,吉村典久
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2008/12/01
- メディア: 単行本
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●プラクティカル産業組織論(有斐閣アルマSpecialized):泉田成美、柳川隆/著、有斐閣、2008/12(12月中旬) 四六判並製カバー付276頁 定価1900円 ISBN:9784641123724
第1章 産業組織論の課題と歴史 第2章 産業組織分析の基礎 第3章 独占企業の価格設定 第4章 自然独占と規制 第5章 参入の経済効果 第6章 ゲーム理論の基礎 第7章 寡占市場の理論 第8章 カルテル 第9章 市場支配力,集中度と市場画定 第10章 合併と企業結合規制 第11章 戦略的行動と市場の独占化 第12章 垂直的な統合と制限