『眼の隠喩 視線の現象学』(多木浩二)

視線とは「文化」であり、私たちの住む世界を構成するものである。……肉眼を介した知覚も、決して純粋に生理的な現象ではなく、多かれ少なかれ、その文化に影響されているものだからである。[同書、8〜9ページ]

青土社から出ていましたが、ちくま学芸文庫に収録されました。

眼の隠喩―視線の現象学 (ちくま学芸文庫)

眼の隠喩―視線の現象学 (ちくま学芸文庫)