マイケル・ジャクソンの「問題フレーム」活用セミナー

なかなかマイケル・ジャクソンの方法論は普及しないが、これで少しは広まるかも。

http://www.src-j.com/seminar/detail_s.asp?p_SemCode=29-249&p_BackURL=index.html

 講座No:29-249 

 	  〜要件定義の前にやるべきこと!〜
 	  問題フレームによるソフトウェア仕様化

ソフトウェアは、実世界の問題を解くために開発すべきものです。正しい要件定義や
ソフトウェアの仕様は、アーキテクチャや実装方法を考えても得られません。メイン
フレーム、クライアント/サーバ、Web システム、SaaSクラウドといった実装方式
から本当に独立した仕様化が必要です。マイケル・ジャクソンが提唱している「問題
フレーム」は、5つのパターンの組合わせによってソフトウェアによって解かれるべ
き問題領域(ドメイン)を分析する方法です。美しく、かつ、正しい仕様を得る考え
方・手法の基本を解説します。
 

講座No	29-249
日程	2009/04/22(水) 10:00 〜 17:00
受講料	\50,400 (本体価格 \48,000 ) 
講師	
大槻 繁	   	【略歴はこちらです】	
   株式会社 一  副社長	
飯泉 純子	   	【略歴はこちらです】	
   株式会社 一  専任コンサルタント	

前提	ソフトウェア工学の基本的常識
対象	ソフトウェアの企画・要件定義等の上流工程に携わっている方 
 プロジェクトでクライアントとの交渉・調整に携わっている方
内容	1.問題の所在 
 1.1問題はソフトウェアから遠いところにある 
 1.2一般的な要求定義手法の課題 
 1.3何(what)やいかに(how)の区別では不十分な理由 
2.問題の範囲の決定法 
 2.1マシン(ソフトウェア)とドメイン 
 2.2コンテクスト(文脈)の表現 
2.3インタフェースと共有現象 
3.問題フレームとは? 
 3.1問題の文脈を明確にすること 
 3.2問題をソフトウェアを使って解くパターン 
4.問題フレームの概要 
4.1動作制御フレーム 
  機械や装置を制約通りに動作させること 
 4.2操作命令フレーム 
    オペレータやユーザの操作に従った装置の制御を行うこと 
 4.3情報表示フレーム 
    実世界や機械の状態を監視し表示すること 
 4.4単純編集フレーム 
    機械の中にある抽象的な実体を編集すること 
 4.5変換フレーム 
    入力から出力へ要求された対応規則に従って変換すること 
5.問題フレームの適用法 
 5.1複合問題 
 5.2フレーバ 
6.仕様化のポイント 
 6.1開発プロセス 
 6.2プロジェクトマネジメント 
 6.3クライアント交渉 
7.まとめと討論 
 7.1ソフトウェアによる新しい価値創造に向けて 
 7.2コンポーネント、サービスの仕様化