国境は「超える」のか「越える」のか 【文章技術:表記】|エディテック
以下のエントリーをITmediaオルタナティブ・ブログに書きました。
- 国境は「超える」のか「越える」のか 【文章技術:句読点の打ち方】|エディテック
http://blogs.itmedia.co.jp/editech/2012/01/post-ddf4.html
国境は越えるものと信じ込んでいたので(というか、正しいんですが)、翻訳会社のプルーフリーディング(翻訳校正)のエライ人が「国境は "超える" が正しい」と言われたときの衝撃は相当なものでありました。まあ、人間思い込みの1つや2つあるものですよね。だからそれはそれとしていい思い出にします(違
ほかにも翻訳学校では不思議なことを教えているようで、ある授業で
英文で「A, B, C and D」とあったら「A、B、CおよびD」が定訳!
と聞いたときにもたまげました。単なる並列表記で、文脈でわかる場合には「A、B、C、D」のほうが普通でしょう(ただし、特許翻訳を除きます)。編集時には、こういう「および」を削除する作業もするわけです。このあたりは、JTFの「標準日本語スタイルガイド(翻訳用)」にきっちり書いておいてほしいなぁと思います。
- JTF(日本翻訳連盟)標準スタイルガイド検討委員会
http://www.jtf.jp/jp/style_guide/styleguide_top.html