『日本語の作文技術』の用例は古い

翻訳通信掲示板より。句読点の誤用に関して山岡洋一さん曰く、

本田勝一さんの『日本語の作文技術』(朝日文庫)のことは書こうかどうしようかと考えていました。たしかにこれしかないように思いますが、規範の提案ではあっても規範にはなっていないとも思います。世間に受け入れられていないのですから。
これが世間に受け入れられば翻訳は楽になるのですが、そのためにはいかにも古い用例を変えてもらわないとといつも思います。

『日本語の作文技術』と『実戦・日本語の作文技術』のエッセンスを抜き出して、用例をもう少しニュートラルな(時代を感じさせない)ものにして、B6か46版にしてもらえるとありがたい。文庫は字が小さくて疲れます。InDesignで組んでPDF作成・販売するぐらいしないと普及しないのではと思ってしまう。あるいは、(可能であれば)ルール集を国語の教科書の副読本につけるとか。いまはどうなっているんだろう?>副読本