『姉飼』 遠藤 徹著、角川書店

こ、これは怖そうだ。。。 via 水没少女・戯言 2004年5月11日

蚊吸豚による、村の繁栄を祝う脂祭りの夜、小学生だった僕は縁日で初めて「姉」を見る。姉はからだを串刺しにされ、伸び放題の髪と爪を振り回しながら凶暴にうめき叫んでいた。第10回日本ホラー小説大賞受賞作他全4編収録。■著者紹介 1961年神戸生まれ。東京大学卒業。現在、同志社大学言語文化教育研究センター助教授。著書に「プラスチックの文化史」「ポスト・ヒューマン・ボディーズ」など

遠藤 徹さん:http://ilc.doshisha.ac.jp/teachers/english.html#endo

●私の研究
本来はイギリス・ロマン派の詩人ウィリアム・ブレイクリンク1リンク2〕が専門だったのですが、どこで足を踏み外したのか、現在はポピュラー・カルチャーの研究がメインになっています。「溶解」、「変身」、「プラスチック」と変な研究テーマばかり追いかけてきましたが、現在は「怪獣」に関心を持っています。どこまで、まとめることができるのか、まだまだ暗中模索状態ですが、楽しんでいます(ただのオタクともいわれていますが?)。
●私のすすめる一冊
新井英樹ザ・ワールド・イズ・マイン』(小学館、1997 ‐2001 年)
将来にまで語り継がれるであろう、コミックス界久々の傑作です。

変な人だ。。。『The World Is Mine』はちょっと読んでみたいが。
以下は、『The World Is Mine』に対するAmazonレビューアーの言葉より。

「命は平等に価値がない」この作品の代表的な言葉である。

【関連リンク】新井英樹の旧作『宮本から君』全12巻
著者インタビュー:名作『宮本から君へ』が生まれるまで