責了の意味

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責了の意味を自覚する
 責了とは責任校了の略です。赤字が少なく、もう一校取る必要はないと判断し、「印刷所の責任において校了台紙にしてください」という意味と、編集部サイドとしては「責任を持って校正いたしました。後の直しはよろしくお願いいたします」という意味があります。つまり、ここで文字の校正が完了します。
 ところが責了の赤字が直され校了台紙となって、次の製版工程で青焼や色校正ゲラが出されますが、そこで平気で責了ゲラにない赤字を入れる編集者が多くなっています。明らかな事実関係の間違いが見つかった場合は当然赤字を入れますが、そのときも台紙校正で見落としてしまった自分が恥ずかしいという態度を示してあたりまえです。ましてや微妙な言い回しや雰囲気で赤字を入れるのは約束違反も甚だしいことで、破廉恥な行為としか言えません。
 工程を理解し責了の意味を自覚して無責任校了にしないようにしましょう。

責了」って言葉をきくのは雑誌もののときだけだなぁ。あとはごくまれに書籍編集の人が使う。