『街場の現代思想』内田 樹 著(NTT出版)

定価 1,470円 発売日 2004.7.13 四六判 ISBN:4757140754
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給与、転職、結婚、学歴、言葉遣い・・・、街場の常識ってそういうことだったのか。「教養がないこと」に気づくことから始めよう!
勝ち組・負け組」ならぬ、生まれついての「バカ組・利口組」という、身も蓋もない「新しい階級社会」が出現しつつある! 「おじさん内田」がそうした社会の「仕組み」を解説。後半では人生相談形式で「街場の常識」を読み解いていく。身の回りの根源的な問いが、初めて腑に落ちて納得できる一冊。
【目次】
第一章 文化資本主義の時代
 「越すに越されぬ、バカの壁」、「一億総プチ文化資本家」戦略/他
第二章 勝った負けたと騒ぐじゃないよ
 『負け犬の遠吠え』のクールなあり方、「女子大回帰」と勝ち犬シフト/他
第三章 街場の常識
 敬語について、お金について、社内改革について、結婚という終わりなき不快について、贈与について、想像力と倫理について/他