文学新人賞 決め手は「なにか」

YOMIURI BOOKSTAND http://www.yomiuri.co.jp/bookstand/news/20040820_01.htm
このコラムでは「文学の新人賞に関する特集を組む雑誌が、このところ相次いでいる」として、「ダ・ヴィンチ」8月号の「私にも小説が書けますか? 目指せ!芥川賞!」、「小説トリッパー」夏号は特集「新人の条件」、「ユリイカ」8月号の「文学賞AtoZ 獲るまえに読む!」を取り上げている。
で、何が原因で賞が取れたり取れなかったりするかは、「なにか」が決め手*1なのだそうだ。記者の結論は、

皮肉なことながら、小説家志望の人たちがこうした特集を読んでも「なにか」をつかむことは不可能、という逆説的な結論になってしまう。

だそうで、ん、いいじゃない。「なにか」がわからなくたって。その「なにか」は人によって違うモノだろうし。

*1:千野帽子氏「踊る銓衡(せんこう)委員会」(ユリイカ