InterCommunication No.50[リニューアル号]

季刊インターコミュニケーション http://www.ntticc.or.jp/Publication/Icm/index_j.html
49号の奥付と比較したところ、編集協力の斎藤哲也氏が抜けてます。ということは5人編集部?

インコミでますた。 / いなば
誌面刷新とかで、特集がなくなって連載攻勢。漫画雑誌みてえ。
No.563 2004/08/28(Sat) 17:32
Re: インコミでますた。 / いなば
「漫画雑誌みてえ」というのは悪口ではありません。どっちかというとほめ言葉かな。微妙だ。
No.564 2004/08/28(Sat) 20:56
from インタラクティヴ読書ノート・本館避難所

たしかに、季刊で連載ものが多いのはちょっと。。。次の号(11/27発売)が出た頃にには前号の内容を忘れてしまう。せめて特集1、特集2などとして、連載は少し減らしてもいいのではないかと思う。あっ、よく見たらインコミって書評ページがないんですね。今号だったら、つい最近出た『街場の現代思想』(内田樹)の書評が出てもいいのに。
目次は以下のとおり。転載自由。間違いがあったら教えてください。

● 特集:New World Disorder 新世界無秩序
対談 岩井克人島田雅彦
 「ブッシュ」以降にこそすべては始まる
西部忠
 組織と個人の関係=コミュニケーションの再構築は可能か?
マイケル・ハートアントニオ・ネグリ
 なぜ私たちは多角的なマグナカルタを必要とするのか?
小泉義之
 八月テーゼ──弱さと強さ
西島大介
 戦闘なんでくだらないぜ。俺の歌を聴けー!! ──最高に滅茶苦茶に容赦なくやること
パオロ・ヴィルノ(インタビュー 聞き手 廣瀬純)
 診断=状況分析から予後=見通しへ

● 連載/media
北田暁大 ディスコース・ネットワーク──2000
 第1回 「これが、あれを滅ぼす」/接続不安
レフ・マノヴィッチ(堀潤之 編・訳) ニュー・メディアのアルケオロジー
 第1回 「リアリティ・メディア──DV、特殊効果、ウェブカム斎藤環 メディアは存在しない
 第8回 メディアのオートポイエーシス(後編)──「基礎情報学」の批判的検討

● リレー連載
椹木野衣 art & scienceの現在形
 第1回 「アート&テクノロジー」の反転

● 連載/art
レム・コールハース(川田潤 訳) ポリティカル・ポレミカル・ポエティカル
 第1回 北緯四〇度四二分西経七〇度〇分 猥雑と、純白のブリーフ 衰えつつあるニューヨークの力
坂本龍一(text=後藤繁雄) 坂本龍一 skmt2 第7回
蓮實重彦 思考と感性とをめぐる断片的な考察
 第1回 「絶対の貨幣」
渡邊守章 劇場・身体・テクスト
 第1回 ピナ・バウシュあるいは「タンツテアター」──『魂と舞踏』の余白に
青山真治 アメリカ映画の現在
 第2回 キャメロンとタランティーノ
藤幡正樹 パラレル・リアリティ
 第1回 ゲスト・和田純夫 量子物理学の多世界解釈
後藤繁雄 美食文体論
 第1回 夏の京都で。女につれられ鮎を食いにゆく

● リレー連載
中俣暁生 著作権の変容をめぐって
 第1回 「工学化」後の書物と著作権

● 連載/communication
田中純  美の廃墟──死のエスティクス
 第1回 「ファシズムの美学」再考
稲葉振一郎  片隅の啓蒙
 第6回 公共社会の基本枠組
スーザン・ソンダク(木幡和枝 訳) 消し尽くされない言葉
 世界の同時性を生きる

● 集中連載
渋谷望 「自己」のテクノロジー
 上  債務を通じた統治

● 特別掲載
松浦寿輝 正面からのまなざし──小津からゴダール