第27回 サントリー学芸賞

第27回「サントリー学芸賞」発表　http://www.suntory.co.jp/news/2005/9300.html

受賞者および対象となった作品

＜政治・経済部門＞
大竹文雄（おおたけ　ふみお）（大阪大学社会経済研究所教授）
　『日本の不平等　――　格差社会の幻想と未来』（日本経済新聞社）
 
岡本隆司（おかもと　たかし）（京都府立大学文学部助教授）
　『属国と自主のあいだ　――　近代清韓関係と東アジアの命運』（名古屋大学出版会）
 
宮城大蔵（みやぎ　たいぞう）（北海道大学大学院法学研究科専任講師）
　『戦後アジア秩序の模索と日本　――　「海のアジア」の戦後史 1957〜1966』（創文社）
 
＜芸術・文学部門＞
齋藤希史（さいとう　まれし）（東京大学大学院総合文化研究科助教授）
　『漢文脈の近代　――　清末＝明治の文学圏』（名古屋大学出版会）
 
柴田元幸（しばた　もとゆき）（東京大学大学院人文社会系研究科教授）
　『アメリカン・ナルシス　――　メルヴィルからミルハウザーまで』（東京大学出版会）
 
宮下規久朗（みやした　きくろう）（神戸大学文学部助教授）
　『カラヴァッジョ　――　聖性とヴィジョン』（名古屋大学出版会）
 
＜社会・風俗部門＞
受賞者なし

＜思想・歴史部門＞
苅谷剛彦（かりや　たけひこ）（東京大学大学院教育学研究科教授）
　『教育の世紀　――　学び、教える思想』（弘文堂）を中心として
 
関口すみ子（せきぐち　すみこ）（法政大学法学部助教授）
　『御一新とジェンダー　――　荻生徂徠から教育勅語まで』（東京大学出版会）
 
村井良太（むらい　りょうた）（駒澤大学法学部講師）
　『政党内閣制の成立　一九一八〜二七年』（有斐閣）