本の分類学

基本的に、本には3種類ある。
ひとつは、線形思考の本。これは定式化したもの、あるいは“常識と思われているもの”を扱う。教科書と言われるものが相当する。
もうひとつは、非線形思考の本。これは、線形思考の本のアンチテーゼとして提出される。新聞の書籍広告でよく見かけるが、「あなたが考えているものは間違っていませんか?」などとあおる本のたぐいである。このうち8割ぐらいはタイトル倒れである。
最後に、反「線形思考/非線形思考」の本。田坂広志なら「使える弁証法!」などと言うところだが、別に止揚しなくたってかまわない。そこに精神のほとばしりがあるならば。


使える 弁証法

使える 弁証法


参考リンク:Wordyweb-ワーディウェブ- http://wordyweb-blogs.com/cgi/mt/archives/000230.html