『心とことばの起源を探る 文化と認知』(シリーズ認知と文化 4)

マイケル・トマセロ 著、西村 義樹・大堀 壽夫・中澤 恒子・本多 啓 訳、勁草書房 四六判/352頁/上製 定価3570円(本体3400円) 2006年2月13日刊

心とことばの起源を探る (シリーズ 認知と文化 4)

心とことばの起源を探る (シリーズ 認知と文化 4)

ヒトはなぜ言語を使えるようになったのか? 人間に特有の認知能力を解き明かし、大胆かつ綴密な仮説によって進化の最大の謎に迫る!
言語のような象徴記号や道具の使用は、進化上どのように生まれたのだろうか。人間を他の霊長類と分けるこの謎を、著者は、他者を自己と同じく意図をもった主体として理解する能力を基盤とした人間に固有の文化的継承の仕方によるものと論じる。霊長類学、人間の言語習得、発達認知研究の第一人者として知られる著者が、幅広い知見をもとに書き下ろした名著、待望の邦訳!

『The Cultural Origins of Human Cognition』Michael Tomasello, Harvard Univ Pr, PBK 2001/05 HDC 2000/01 

The Cultural Origins of Human Cognition

The Cultural Origins of Human Cognition