中央公論新社 新刊

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小津安二郎文壇交遊録(おづやすじろうぶんだんこうゆうろく)、貴田庄(きだ しょう)著、中公新書小津安二郎の映画には独断の世界観がある。それは彼がどんな本を読み、どんな小説家と親好を深めていたかということからも炙りだすことができるだろう。本書は小津の日記や座談会での発言などから、彼が読んだ本や交友の記録を丹念に拾い出し、若い頃から愛読していた志賀直哉谷崎潤一郎の小説を原作とする映画をなぜ撮らなかったのかを考える。そこには映画と小説という二つの芸術の関係性が浮かび上がってくる。

小津安二郎文壇交遊録 (中公新書)

小津安二郎文壇交遊録 (中公新書)

●文芸誌「海」精選短篇集、中公文庫編集部 編、中公文庫 ■ 一九六九年の創刊から八四年の休刊まで、異色の編集方針と掲載作の高い水準で読書人の注目を集めた文芸誌「海」から精選した短篇を収録。〈解説〉村松友視 

文芸誌「海」精選短篇集 (中公文庫 (Z4))

文芸誌「海」精選短篇集 (中公文庫 (Z4))

●文芸誌「海」精選対談集、大岡玲(おおおか あきら)編、中公文庫 ■ 小社から一九六九年から一九八四年までに刊行されていた「海」に掲載されていた対談を精選。文豪たちのきらめく言葉がいまここに甦る。〈解説〉大岡玲 

文芸誌「海」精選対談集 (中公文庫 (Z5))

文芸誌「海」精選対談集 (中公文庫 (Z5))

中央公論文芸欄の大正、中公文庫編集部 編、中公文庫 ■ 志賀直哉から芥川龍之介まで。名編集者・滝田樗陰が発掘し、大正期の文壇を彩った新鋭や女流、多士済々の珠玉の名品一一篇を収録。〈解説〉近藤信行 

中央公論文芸欄の大正 (中公文庫 (Z3))

中央公論文芸欄の大正 (中公文庫 (Z3))

中央公論文芸欄の明治、中公文庫編集部 編、中公文庫 ■ 漱石・鴎外から荷風・潤一郎へ。名編集者・滝田樗陰が演出した、明治文壇を象徴する大家たちの『中央公論』掲載短篇を厳選する。〈解説〉三浦朱門 

中央公論文芸欄の明治 (中公文庫 (Z2))

中央公論文芸欄の明治 (中公文庫 (Z2))