『経営の再生 第3版』(高橋伸夫)

『経営の再生 第3版 ―― 戦略の時代・組織の時代』高橋伸夫 著、有斐閣、2006/12 四六判上製 346頁 本体2500円 ■ 解説新会社法に対応した第3版 ▽現代経営に関する重要トピックスを紹介しながら「経営するとは何か」という問いを繰り返し,経営学の根本に迫っていく好評テキストの第3版。改訂にあたり,平成17年商法改正に伴う企業の形態の変更や,金融機関の再編などをわかりやすく書き改めた。

経営の再生―戦略の時代・組織の時代

経営の再生―戦略の時代・組織の時代

目次
序 章 ショート・ストーリー
第1章 多角化戦略
 『会社の寿命』
 『日本企業の多角化戦略』
第2章 ポートフォリオ
 PPMの基本構造
 ポートフォリオとは何だったのか
 海外直接投資とグローバル経営
第3章 経営者の時代
 株式会社の経営者
 株式会社の機関設計
 所有と支配の分離
 『経営者の時代』
 1960年代前半までの経営者革命の進展
第4章 企業集団と経営者革命
 タテの系列と財閥
 ヨコの企業集団
 経営者革命と合併・買収ブームの傷跡
第5章 企業文化
 『文化のもたらす差異』
 企業文化の発見
 活性化と文化
 バーナード再発見
第6章 経営者の役割
 経営管理論の誕生
 『産業ならびに一般の管理』
 『経営者の役割』
 「経営する」ことの意味
第7章 戦略と組織
 『経営戦略と組織』
 戦略と勝敗
 戦略をもつことの意義
第8章 企業・戦略の組織論
 システムとしての組織概念
 プログラムと経済性
 境界としての企業概念
 テクニカル・コアの安定性
 自己決定