『Do! ソシオロジー 現代日本を社会学で診る』

『Do! ソシオロジー 現代日本社会学で診る』有斐閣アルマInterest、友枝敏雄・山田真茂留 編、有斐閣、2007年4月27日発売予定 四六判並製カバー付304頁 定価1890円 ISBN:978-4641123267
【版元の書籍紹介】今,ここに起きているさまざまな現象を,社会学はどのようにとらえ,語りうるのか。格差問題やリスク社会化など21世紀の日本の現実をクリアに浮かび上がらせ,第一線で活躍するトップランナー社会学の世界へ誘う「いちばんやさしい」現代社会論入門。

目次
 序 章 社会学の方法 ― 社会を科学する=友枝敏雄
第1部 現代社会のアスペクト
 第1章 孤人化する社会と親密性の罠 ― 今日的な関係性の諸問題=山田真茂留
 第2章 学校から職業へ ― 〈生きにくさ〉の正体を探る=苅谷剛彦
 第3章 非行文化を喪失した少年犯罪 ― 「優しい関係」を生きる現代の若者たち=土井隆義
 第4章 地域社会の崩壊と再生の模索 ― 豊かな社会のかなた=藤田弘夫
 第5章 豊かな社会の格差と不平等 ― 社会階層を考える=吉川 徹
 第6章 社会変動と文化現象 ― 「出版不況」を事例として佐藤郁哉
第2部 21世紀社会のグランドデザイン
 第7章 ジェンダーフリーのゆくえ=江原由美子
 第8章 ネオリベラリズム福祉国家グローバル化時代の生活保障=武川正吾
 第9章 リスク社会の克服=山田昌弘
 第10章 21世紀社会と人類の幸福 ― グローバル化の悪夢を超えて=高坂健次
 第11章 グローバル化と文明の共生 ― ワールド・エディターという役割=今田高俊