『愚者の王国 異端の都市─近代初期フランスの民衆文化』

『愚者の王国 異端の都市─近代初期フランスの民衆文化』(テオリア叢書)、ナタリー・ゼーモン・デーヴィス(ナタリー・Z・デーヴィス、N.Z. デーヴィス)著、成瀬駒男・宮下志朗高橋由美子 訳、平凡社、1987/02 ISBN:9784582744040 (4582744044) 476ページ ■ 16世紀フランスに生きる〈細民たち〉。その生活のひだに分け入り、〈もの言わぬ過去〉への不断の〈問いかけ〉と、徹底した史料の読みをとおして、旧来の民衆文化論に修正をせまる。大胆な問題提起の書。[原書名:Society and Culture in Early Modern France〈Davis, Natalie Zemon〉 ]

1 リヨンにおけるストライキと救済
2 貧民救済、ユマニスム、異端
3 女ユグノー
4 〈無軌道〉の存在理由
5 支配する女
6 暴力儀礼
7 印刷と民衆
8 諺と迷信

愚者の王国 異端の都市―近代初期フランスの民衆文化 (テオリア叢書)

愚者の王国 異端の都市―近代初期フランスの民衆文化 (テオリア叢書)