『創造都市への挑戦 ― 産業と文化の息づく街へ』

『創造都市への挑戦 ― 産業と文化の息づく街へ』佐々木雅幸 著（TAPフォーラム ゲストプロフィール）、岩波書店、2001 ISBN:4000012487

●OutLogic - 視点 リサーチ- 「創造都市」をめぐる論考
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本日（2005.4.12）の日経新聞朝刊【経済教室】から。
■「創造都市」の世紀に　芸術文化が基盤〜創造性高め、先端産業振興
　大阪市立大学教授　　佐々木雅幸氏

革新的な知識情報が経済を活性化させる21世紀においては、創造性豊かな人材の養成がカギになる。芸術文化の振興によって市民の創造性を高め、それを基盤に先端的な産業を生み出す「創造都市」を目指して、都市間の競争が活発になるだろう。

今なぜ、文化による都市再生に大きな関心が持たれているのか？
筆者は、「製造業を中心とした20世紀型経済から、知識情報中心の21世紀型経済社会への移行が明瞭になり、都市や地域の経済エンジンが大企業や大規模工場から、創造性あふれる企業や個人にシフトしてきたから」だと述べています。
その理論的系譜として、以下の2つが大きく取り上げられています。

■『創造的都市―都市再生のための道具箱』（Ｃ・ランドリー）
　　

創造的都市―都市再生のための道具箱

■『The Rise of the Creative Class』（Ｒ・フロリダ）
　　

The Rise of the Creative Class: And How It's Transforming Work, Leisure, Community, and Everyday Life