2008-01-01から1年間の記事一覧

『講談社 類語辞典』

dic

撲殺系大類語辞典はCD-ROMになるのを待つことにして*1、こちらを購入予定。 『講談社 類語辞典』柴田武、山田進、加藤安彦、籾山洋介 編、2008/12/16、小B6判、2298頁、ISBN:978-4-06-265336-7 税込3360円 ■ 類書中最多の6万6200項目収録。ベストセラー『類…

ストリーム、ウィンドウ

HITACHI Open Middleware World 2008 Autumn Cosminexus Day でのメモより。 http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/omw/cosmi/program.html IT分野において「ストリームデータ」とは、ウェブページでクリックすると発生するような パラパラと発生するデ…

『現代の経営理論』『取引制度から読みとく 現代企業』

●現代の経営理論 :伊藤秀史、沼上幹、田中一弘、軽部大/編、有斐閣、2008/11 A5判上製カバー付318頁 定価3360円 ■ 日本企業の実態から導かれた経営理論は,どのように構築,継承されたのか。それらの理論は,目下の現実にいかに適応可能で,どのような分析…

『デザインマネジメント──デザインをビジネス戦略に活かす基礎知識 戦略・プロセス・実践のすべて』

キャスリーン・ベスト著、バベル訳、美術出版社 本体4800円 A4変形 30センチ、215ページ 2008/11 ISBN : 978-4-568-50349-4 版元の内容説明 ■ 欧米のデザインスクールで教科書として採用されている話題の書籍の日本語版、ついに刊行。デザインとマネジメン…

ノーマン『未来のモノのデザイン』

ノーマンの新刊。これは読んでおきたい。 『未来のモノのデザイン――ロボット時代のデザイン原論』新曜社、2008/10 ■ 自動車や家電、家までも知能機械(ロボット)へと進化する時代。しかし人間と機械の共生は、実はなかなかやっかいだ−。人間が機械のしもべ…

『懐疑論者の事典(上・下)』

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いやはや、すごい本が出ましたね。ちょっと高いですが…。 版元サイトによれば、以下のとおり。 ロバート・トッド・キャロル(Robert Todd Carroll) 1945 年、カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。ESPの実在を疑わず、パンやぶどう酒がイエス・キリスト…

海外に翻訳される日本小説とは

J-WAVEの番組、岡田准一のGrowing Reedに講談社インターナショナルのマイケル・ステーリ*1が出演。これから海外で売れるであろう作家について話していた。曰く、まず伊坂幸太郎が売れると。あとはいしいしんじ、本谷有希子、乙一、角田光代だそうだ。歴史も…

近刊備忘

■Subject To Change ―予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作る ユーザの「体験」を向上させるための方法を解説!:Peter Merholz、Todd Wilkens、Brandon Schauer、David Verba著、高橋信夫訳、オライリー・ジャパン、2008、本体1900円、192ページ、IS…

『数学の言葉と論理』

近刊。シリーズ:現代基礎数学 1『数学の言葉と論理』渡辺治・北野晃朗・木村泰紀・谷口雅治 著、朝倉書店、2008。A5/228ページ/2008年09月25日 ISBN: 978-4254117516 本体3300円 ■ 数学は科学技術の共通言語といわれる。では,それを学ぶには? 英語など…

エスクァイア 2008年10月号 特集:SF再読。

今年逝去したアーサー・C・クラークと生誕80年のフィリップ・K・ディック、巨匠2人が遺したもの。かつては、未来を描いた「新しい」文学であったSF だが、いまや「古典」になった。SFが古典になる。それは古くなる、ということではない。未来を描いたSFが、…

『問題がモンダイなのだ』キャンペーン

先日、渋谷のブックファーストに行ったら『問題がモンダイなのだ』のワゴンセールが! 激写した(↓)。販促用の宣伝板があるから全国でワゴンセール中?? 『問題がモンダイなのだ』山本貴光+吉川浩満著、吉崎宏人編集、クラフト・エヴィング商會装幀、葛飾…

SFマガジン 2008年10月号 《新しい太陽の書》読本/野田昌宏追悼

bk1単行本ランキングで1位になっていた。 《新しい太陽の書》読本・野田昌宏追悼 《新しい太陽の書》読本 監修・柳下毅一郎 続篇である『新しい太陽のウールス』がついに邦訳刊行された、SF/ファンタジイ史上屈指の傑作シリーズを特集。 外伝2篇、エ…

CD-ROM版 ルミナス英和・和英辞典[Windows版オリジナルフォーマット]

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『ルミナス英和辞典』『ルミナス和英辞典』の待望の電子版である。しかしながら、 データは独自フォーマットであるため、付属の検索ソフト以外では使用できません。 とのことで、動作環境は Windows 2000/XP/Vista だけ。 うーん、これはちょっと困るなぁ。E…

CREA 2008年9月号 特集:読書の快楽! 面白すぎて眠れなくなる本とマンガ全700冊

CREA 2008年9月号 特集:読書の快楽! 面白すぎて眠れなくなる本とマンガ全700冊 >> http://www.bunshun.co.jp/mag/crea/index.htm【目次】 カバーインタビュー 福山雅治が語る映画、本そして日々のこと [東野圭吾研究 Part1]湯川こと福山雅治が迫る 東野…

『分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学』

原書は非常に評判がよく、HBS(Harvard Business School Press)でもあるのですが、そのものズバリのタイトルは『BI戦略入門:ビジネスインテリジェンスを経営戦略に活かす』といったところでしょうか。テーマはあくまで「データ分析」ですのでお間違えな…

EverNote

ちまたで評判のEverNote。Windows版だけでなく、Mac版、さらにはiPhone版も出たとのこと。これは便利だ。 しかし、Mac版はレパード版だけか。。。 脳をバックアップしてくれるツール『EverNote』http://wiredvision.jp/news/200803/2008031820.html ユーザー…

円城塔「小説の青写真」

円城塔「小説の青写真」(2008.07.25)http://www.hakusuisha.co.jp/essay/2008/07/post_6.html 小説家ということになって一年が過ぎた。人によって違うのだろうが、自分としては新人賞をくれるという電話をもらった時点から小説家ということになったのだろ…

『影響力の法則 現代組織を生き抜くバイブル』

元アマゾンのカリスマバイヤーの土井氏が「ナンバー1ビジネス書」とお墨付きを与えた『影響力の武器』*1とあわせて読みたい一冊。まずは図書館で借りてみましたが、これなら買っても損はしないでしょう。 以下、日向野幹也の研究室の投稿より。 from http://…

『方法への挑戦 科学的創造と知のアナーキズム』(ファイアーベント)

たまたま目黒図書館で借りたファイアーベントの『方法への挑戦』が、新潮社の季刊誌「考える人」の2008年夏号 特集「自伝、評伝、日記を読もう」の「自伝・評伝を愉しむブックガイド」欄の「科学者」篇でも紹介されていた。ライターは、ウェブサイト「哲学の…

『書を読んで羊を失う』(鶴ヶ谷真一)

書名は『荘子』駢拇篇*1 にある「讀書亡羊」の故事*2 による。 なるほど、平凡社ライブラリに入るだけあって書痴な皆様向けの話、へ〜という話がたくさん。 和本に銀杏や朝顔の葉がたくさんはさんであるのは紙魚(シミ)防止のためであった(「枯葉」12ペー…

『集合知プログラミング』

これは面白そうだ。日本語形態素解析、利用したいなぁ。 from http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113647/ 本書は現在注目を集めている「集合知(collective intelligence)」をテーマにした書籍です。機械学習のアルゴリズムと統計を使ってウェブのユー…

「ウィズダム英和・和英辞典」 for iPhone / iTouch

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ウィズダム英和・和英辞典 | iPhone | 物書堂 >> http://www.monokakido.jp/iphone/wisdom.html 物書堂の中の人は元エルゴソフトということで、そのときの電子辞書ノウハウが生かされている模様。

『早引き類語連想辞典 第2版』

dic

講談社の『類語大辞典』や三省堂の『類語新辞典』は収録語数が多いのはよいのだが、デガくて使いにくい。ヒット率もいまひとつ。小内一の個人編纂『日本語表現大辞典 比喩と類語三万三八〇〇』は切なすぎて購入をためらい*1、『日本語大シソーラス 類語検索…

月刊すばる短期集中掲載「鶴見俊輔・思索の道すじ」

月刊すばるで短期集中掲載中の「鶴見俊輔・思索の道すじ」は必読。見逃していた。 8月号だと、文芸誌のような(自由な)場所は大事だと述べているくだりや、丸山真男についての箇所などが面白い。 2008年6月号 鶴見俊輔・思索の道すじ (1) "I AM WRONG" 構成…

今日の森鴎外。

須賀敦子のお父上が「森鴎外なら、渋江抽斎ぐらいは読んでおけ」(でないと話にならない)とのたもうたそうなので、あわてて買い込むのであった(ネットショップだけど)。

「言葉の力」

僕は「言葉の力」というものをあまり信じていない。十代のころ、訳の分からない病気のために、ろくに学校へも行かず、ひたすら本ばかり読んでいた。会話は無力だと思った。病気を説明するものは血圧の数値しかない。僕を説明するものは試験の点数か偏差値し…

『環境のオントロジ−』(河野哲也、染谷昌義、齋藤暢人 編)

環境のオントロジー作者: 河野哲也,齋藤暢人,加地大介,柏端達也,三嶋博之,関博紀,溝口理一郎,染谷昌義,倉田剛出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2008/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 39回この商品を含むブログ (12件) を見る『環境のオントロジー』河…