『ルミナス英和辞典 第2版』『ルミナス和英辞典 第2版』
- 作者: 竹林滋,小島義郎,東信行,赤須薫
- 出版社/メーカー: 研究社
- 発売日: 2005/10/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 小島義郎,竹林滋,中尾啓介,増田秀夫
- 出版社/メーカー: 研究社
- 発売日: 2005/10/06
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●研究社のサイト:http://www.kenkyusha.co.jp/guide/lumEJJE02.html
先日、本屋で買おうと紙面を確認しましたが、研究社の辞典(『新英和中辞典』など)はインクが薄すぎて可読性が悪く、買うのをためらってしまいました。電子版が出るまで待ちます。
と思っていたのですが、今日、図書館で週刊読書人を見ていたところ、村田年(むらた みのる)先生の書評を発見。考え直すことに。
以下、週刊読書人 2005年11月11日号より。
英和中辞典改訂の流れは、検索性を高めると同時に、参考書的な要素の充実に向かっていると言えるだろう。この度改訂された『ルミナス英和辞典』を見ると、その流れは行き着くところまで来た感がある。
〔「ミニ語彙欄」などの〕囲み記事が満載で、学習者の好奇心を満足させてくれる。
そのほかに、TOEIC対応、検索のしやすさ、新語・新語義などが充実しているとのこと。
また、『ルミナス和英辞典』について興味深い指摘がありました。
英和辞典を引き直さないで済むようにとの配慮が随所に見られた『ライトハウス和英』の伝統をさらに押し進めて、単に訳語を示すだけでなく、発音、文型、語法、派生語、同意語、百科情報などを示すのはもちろん、日本人の発想で引き当てることのできる優れた工夫がいろいろとなされている。例えば、「発想指示」を多くの用例に示し、自然な日本語から自然な英語を導き出すための中間の「書き換え」を示して使い手が段々と英語表現の特徴に慣れるようにしてある。
意味の分析が精密で、国語辞典を超えていると思われるものが随所に見られる。(例:「ちゃんと」「頭」「それ」「くち」「殺す」など)
擬音語・擬態語は、小学館『プログレッシブ和英中辞典』が精密で充実しているのですが、『ルミナス和英』と比べてみたいところです。
- 作者: 近藤いね子,高野フミ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2001/10
- メディア: 単行本
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