『リーダーシップ・スペクトラム 事業のライフサイクルに対応するリーダーシップ』

リーダーシップ・スペクトラム―事業のライフサイクルに対応するリーダーシップ

リーダーシップ・スペクトラム―事業のライフサイクルに対応するリーダーシップ

  • 作者: メアリー・B.リピット,Mary Burner Lippitt,斎藤彰悟,小木曽悦子,池田絵実,駒澤康子
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2006/01/01
  • メディア: 単行本
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Like a spectrum, a leader's way of thinking should be diverse and cover a comprehensive range., says consultant Mary Burner Lippitt in The Leadership Spectrum: 6 Business Priorities That Get Results. Labeled "inventors," "catalysts," "developers," "performers," "protectors" and "challengers," the priorities involve thinking creatively and valuing flexibility, among other things. Lippitt's ideas are clearly presented and are accompanied by thought-provoking quotes from great minds, including John Adams, Heraclitus and H.L. Mencken.
▼ジョン・アダムス? ヘラクレイトス? メンケン?

The Leadership Spectrum: 6 Business Priorities That Get Results

The Leadership Spectrum: 6 Business Priorities That Get Results

講師紹介
メアリー・バーナー・リピット博士 (Dr. Mary Burner Lippitt)
エンタープライズ・マネジメント社 社長
リピット博士は、リーダーシップと組織変革を専門とした、エンタープライズ・マネジメント社の
社長を務め、顧客にはロッキード・マーチン社、マリオット・インターナショナル社等がある。
彼女の研究は専門各誌に取り上げられている。
1968年フロリダ大学にて社会科学の学士号を取得
1969年タルサ大学にて歴史政治学修士号を取得
1977年フロリダ国際大学にて行政学修士号を取得
1984年ノバ大学にて経営学の博士号を取得
研究分野:エグゼクティブ・リワード・システム
ティモシー・フロッド氏 (TimothyFlood)
エンタープライズ・マネジメント社 シニア・ディレクター

 本セミナーは、ビジネスの成果に焦点を当てたリーダーシップに関する全く新しいアプローチを検証します。変化の激しいグローバル時代において、組織の目標を達成する為、また組織の成長を確実にするために、リーダーは未だかつてない程の、より多くの優先課題により速く対応しなければなりません。著作である、「リーダーシップ・スペクトラム」に基づき、本セミナーではリーダーシップの重要な目標と戦略のバランスを如何に取るか、事業のライフサイクルをベースに論じます。

 アブラハム・マズローは、「もしあなたがハンマーしか持っていなかったとしたら、全ての問題をクギのように扱いたいという誘惑にかられても仕方ないだろう」と言っています。見慣れたクギを打つ前に、リーダーは他の選択肢をよく考える必要があります。それにも関わらずアメリカのリーダーの意思決定の80%は、選択肢の検討がなされないまま下されています。このセミナーでは、流行に飛びついたり、未知の領域に無謀に踏み込んでいく前にリーダーが分析し、測定し、重みづけしなければならない6つの重要な事業のライフサイクルにおける優先課題についてお伝えします。革新に繋がる分別ある、知性的なリスク・テーキングは、重要なリーダーシップ上の責任ではありますが、捉えにくい面もあります。成果を出す為に、リーダーシップとして、成果に焦点を当てた柔軟な考え方と、部下の積極的な関わり(コミットメント)を得るために、その利点を伝える能力が必要とされます。新製品とサービスの重要な役割を踏まえ、リーダーが革新をおこしていく上で、その組織の潜在能力を如何に開花させる事ができるかを検証します。

6つの優先課題が求められる事業のライフサイクルの各局面
事業のライフサイクルの各局面  課題
創業期(または復興期)     新製品やサービスを創造する
成長期             市場を拡大する、顧客を満足させる
発達期             卓越性を得るための構造を創り上げる
最盛期             体制(システム)を改善する
成熟期             人を育て、文化を築く
更新期             機会を獲得する

セミナーの参加者は、自己のリーダーシップの優先課題を分析し、より効果的に組織のリソース、エネルギー、そして事業のライフサイクルの整合を取る事ができるようになります。