「AIDMA」⇒「AISAS」≒「AIDMA+他者」

電通が提唱するネット時代の購買プロセスモデル「AISAS」には納得: 実践ビジネス発想法 http://www.planbiz.info/blog/archives/20051019_014406.php

from http://d.hatena.ne.jp/macshake/20050313

AIDMAの法則というのは消費者行動についての古典的なモデルである。

顧客の購買行動は、一般にAttention(注意)、 Interest(関心)、 Desire(欲求)、 Memory(記憶)、 Action(行動)のプロセスを辿ると主張するものだ。

消費需要の喚起のためには、それぞれの過程に働きかけるメッセージが有効と認識されてきた。

最近、この法則をさらに発展させて、「AISASの法則」を唱える人が出てきた。

Attention(注意)、 Interest(関心)までは変わらないが、最近の消費者行動を観察すると、関心を持った人は、ネットでSearch(検索)し、Action(行動)のあとは、感想や評価をネットに書き込みShare(情報共有)するというのだ。

▼要は「AIDMA+他者」モデルだ。AIDMAがあくまで個人を対象にしていたのに対し、AISASになると「共有」つまり「他者に受け入れられること」が重要になってくると。なんだか、産業・組織心理学はずいぶん遠いところまで来てしまったと思う。