近刊 『身体なき器官』スラヴォイ・ジジェク
bk1から案内が来た。ちょっと高い…。
【関連リンク】■ [ポストモダンの期末決算] 身体なき器官 id:nonabelian:20031128#p1
bk1から、注目の予約情報をお届けいたします。
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┃★┃ あ の ジ ジ ェ ク が ド ゥ ル ー ズ に 挑 む !
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『身体なき器官』 ━━━
「ガタリ化されたドゥルーズ」からもうひとりのドゥルーズを切り離し、
哲学史を大胆に読みかえる。新たな科学−芸術−政治を展望する、今、
最も注目すべき思想家による空前の力業。【著者】 スラヴォイ・ジジェク 長原豊・訳
【税込価格[予定]】 ?4,725 (本体: ?4,500)
【出版社】 河出書房新社
【発売予定日】 2004年9月15日↓ ご予約はこちらから ↓
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-editech83366&bibid=02470394
この本と関係ない話だけど、上記関連リンク(id:nonabelian:20031128#p1)で「ヘーゲルやドゥルーズの嫌なところは、その概念系だけで閉じた”円環”を作ってしまうところだ。要するに尻尾を出さないように周到な言い回しをしていて何とも腹ただしい。たとえば現代経済学の偉大なる創建者であるマルクスとケインズには、ちゃんと破綻しているところがある。破綻が明示されているほうが後の人の思考を促進するのである。」とあるけど、当時としては彼らの理論は充分に有効だったはずで、どちらかと言えば、「現実が理論を追い越してしまった」ことのほうが破綻した原因としては大きいのでは。