ドル箱商品とマーケティングのはなし: BCGマトリックス

ドル箱商品とマーケティングのはなし(ビジネス英語雑記帳 2005年9月18日) http://tottocobkhinata.cocolog-nifty.com/bizieizakkicho/2005/09/post_cc2a.html

このマトリックスはいろいろなところで見かけるぐらい広く知られていますが、意外と見落とされているのが、導入期、成長期、成熟期、衰退期と進む製品ライフサイクルを映していることです。企業はこうしたサイクルのどの局面にあるのかを意識しながら、自分たちのマーケティング戦略に即して次に打つべき手を考えるわけで、その意味で、BCGマトリクスは、企業が自社のどの製品に重点配分すべきなのか、その資金をどこから持ってくるかを決める上での指針として役立っています。

PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マトリクス=BCGマトリクス)は、スナップショットでもあり、ライフサイクルを表しているものでもある。

『萌え萌えブログの作り方遊び方』

 
http://www.tp-ep.co.jp/ep-hp/sinnkann/sinkan0509.html#Anchor-49575
萌えブログ制作委員会 著、イーグルパブリシング、2005年9月、税込み1470円 ■ホームページよりも手軽に作れて大人気の『ブログ』。でもいくら簡単だからとはいえ、作っただけじゃ意味がない。そこで、より多くの人の目に触れ、より多くの人と交流を深めるためのコツやワザ、そして最低限のルールなどを4人の萌え美少女が伝授しちゃいます。 
▼まぁ、ここまでやってくれればすがすがしい(?) 

萌え萌えブログの作り方遊び方

萌え萌えブログの作り方遊び方

TOEFL⇔TOEIC換算表 2005

TOEICが1000点を超えているのに驚いた(笑)。
from http://ace.moo.jp/archives/2005/05/toefl.html

CBT⇔PBT⇔TOEICの換算表を載せておきます。
TOEFL(PBT) TOEFL(CBT) TOEIC
   677   300   1095
   650   280   1017
   600   250   875
   550   213   730
   500   173   586
   450   133   443

※TOEICの点数は5点刻みです。あくまで比較ということで。またTOEICの満点は990です。
つまり650を取った人はTOEICではもう物足りないということです。

TOEICTOEFLの両方を製作しているETSがCBT、PBTとTOEICの換算式を発表しているのでそれに基いています。
ただし形式も違いますし、TOEICとPBTはペーパーのためいろいろなテクニックが使えますし、
CBTにはライティングがあるためぴったり当てはまるというのはまれです。
実際のところTOEFLの方が難しいのでこの表より低い点がでるそうです。
例えばTOEICで875とった人がCBTで250取るのは相当難しいそうです。

中尾俊夫『英語の歴史』

英語の歴史 (講談社現代新書)

英語の歴史 (講談社現代新書)

●『英語の歴史』中尾俊夫(講談社現代新書・1989年7月)
from 英語と書評 de 海馬之玄関:中尾俊夫『英語の歴史』

英文法の歴史の薀蓄や語源譚を紹介する書物は少なくない。(中略)けれども、それらの多くは<英語の歴史に関するトリビアの泉>ではあっても<英語史の専門書>ではないです。つまり、それらの多くは、今後、自分が遭遇するであろう英語を巡る謎や諸問題について具体的かつ統一的な見通しを与えてくれるものでは多分ないでしょうから。

それに対して、本書『英語の歴史』は小著ながらも間違いなくしっかりとした基盤の上に組み立てられた専門書です。それは、(イ)確固たる方法論に基づき、(ロ)膨大な事実の観察を踏まえる中で歴史的に編み上げられてきた英語の実像を再構築したものであり、かつ、(ハ)英語の発達の動因と発達の方向性が明らかにされている。本書は小著だけれども、英語の歴史と英語を巡る言語学方法論の成果が濃縮された一書ではないかと思います。

本書は「英語の外面史」を縦糸に「英語の内面史」を横糸にして編み上げられています。英語の外面史:1066年のノルマンコンクエストや1337-1453年のフランスとの百年戦争等々、社会的・政治的・歴史的な事件や出版/情報技術の発達がいかに英語の発達に影響を及ぼしたか;英語の内面史:英語を形作っている文法・語形・発音・語彙がどのように変化してきたか(ある変化は他の変化にどんな影響を及ぼしたか、そして、時間の流れのなかで全体としての英語はどう変化してきたのか)という縦横の結びつきへの目配りの確かさが本書の最大の特徴と言えるでしょう。著者は「まえがき」と「はじめに」でこう述べておられます。

「本書の目的はたんにその歴史的事実を記述することではなく、歴史的視点から今日の英語の成り立ちやその動的な構造を明らかにしようとすることにある」、「英語の歴史をみる見方には二通りある。一つは時間の流れに沿って英語がどう変化し、発達してきたか、という見方である。もう一つは時間の流れを無視して各時期ごとに英語の状態をみる、という見方である。第一の見方はさらに、過去から現在へと時間を下る見方と、逆に現在から過去へさかのぼる見方の二通りがある。本書は第一の見方に基づいて、現在の英語の例えば文法や発音を出発点とし、時間を過去にさかのぼっていったとき、それらはどのように過去に反映されているかに焦点をあて、述べていくことにした」(まえがき・2頁)

「ことばは絶えず動いていていっときもその歩みを止めない。今日の英語も例外ではなく、間断なく変化し続けている。変化は発音、語彙においてとくに著しいが、文法や語形にも及ぶ」、「「英語の歴史の考察は、外面史と呼ばれる英語の発達、成立に係わるもろもろの歴史上の出来事と、内面史と呼ばれる英語の発達、成立そのものの歴史の二つの観点からなされなければならない」、本書では「変化はどういう方向に進むのか、変化を引き起こす原因はなにかという根本問題についても考える」(はじめに・9−11頁)