『H. ミンツバーグ経営論』ヘンリー・ミンツバーグ著、DIAMONDハーバード・ビジネスレビュー編集部編訳、ダイヤモンド社、2007年1月15日 46判 424頁 本体2800円
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【版元広告文】
マネジメントに「唯一最善解」はない
『Harvard Business Review』誌に寄稿した全論文を収録!!
ドラッカーと並ぶマネジメント・グールーの一人に称されるミンツバーグ。
『エクセレント・カンパニー』の著者、トム・ピーターズとロバート・ウォーターマンは
「世界最高の経営思想家」と表現している。
本書は、1975年の、マネジャーの仕事について詳細な調査分析を試みた「マネジャーの職務」から
2003年の新たなマネジャー教育について論じた「参加型リーダーのマインドセット」まで、
ミンツバーグの10本のHBR論文を収めたアンソロジーである。
「理論に縛られない理論化」とも言われるミンツバーグの、理論や常識を疑ってかかる思考プロセス、
また矛盾と例外に対峙しそこに本質を見いだそうとする姿勢には、学ぶところが大きいだろう。
マネジメントに関わるすべての人に必読の書である。
【目次】 第I部 マネジャーの仕事 第1章 マネジャーの職務:その神話と事実の隔たり 第2章 計画は左脳で、経営は右脳で 第3章 プロフェッショナル組織の「見えない」リーダーシップ 第4章 参加型リーダーのマインドセット 第5章 マネジメントに正解はない 第II部 戦略 第6章 戦略クラフティング 第7章 戦略プランニングと戦略思考は異なる 第III部 組織 第8章 組織設計 流行を追うか、適合性を選ぶか 第9章 オーガニグラフ:事業活動の真実を映す新しい組織図 第10章 政府の組織論 補遺 アングロサクソン経営を超えて(インタビュー)