『文学』2007年7,8月号 特集:SF

難波弘之まで出てる (^^

文学にとってSFとは何か 巽 孝之

《シンポジウム》人類にとって文学とは何か
小松左京瀬名秀明,スーザン・J.ネイピア,巽孝之(司会)

歌い合う機械たち ――安部公房サイエンス・フィクション
クリストファー・ボルトン (訳=内藤由直,友田義行)

日本SFは百五十年になる 長山靖生

宇宙旅行詩学 沼野充義
  ――ソ連SFと政治イデオロギー――

ドイツ語圏SF史概説 識名章喜
  ――「国家小説」から〈ペリー・ローダン〉まで――

フランス未来予想小説とSF 新島 進

出産と発明 小谷真理
  ――マッドサイエンティストジェンダー論――

ポストモダンはSFを夢みる 長澤唯史
  ――SFをめぐる批評理論の概観――

エンジン・ドリーム ――SFの技術史 永瀬 唯

仮想都市からニューワールドへ 栩木玲子
  ――映画『ダークシティ』を読む――

“SF音楽”は存在しない 難波弘之

【文学のひろば】芸術の社会的役割 村上陽一郎