2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧
円城塔「小説の青写真」(2008.07.25)http://www.hakusuisha.co.jp/essay/2008/07/post_6.html 小説家ということになって一年が過ぎた。人によって違うのだろうが、自分としては新人賞をくれるという電話をもらった時点から小説家ということになったのだろ…
元アマゾンのカリスマバイヤーの土井氏が「ナンバー1ビジネス書」とお墨付きを与えた『影響力の武器』*1とあわせて読みたい一冊。まずは図書館で借りてみましたが、これなら買っても損はしないでしょう。 以下、日向野幹也の研究室の投稿より。 from http://…
たまたま目黒図書館で借りたファイアーベントの『方法への挑戦』が、新潮社の季刊誌「考える人」の2008年夏号 特集「自伝、評伝、日記を読もう」の「自伝・評伝を愉しむブックガイド」欄の「科学者」篇でも紹介されていた。ライターは、ウェブサイト「哲学の…
書名は『荘子』駢拇篇*1 にある「讀書亡羊」の故事*2 による。 なるほど、平凡社ライブラリに入るだけあって書痴な皆様向けの話、へ〜という話がたくさん。 和本に銀杏や朝顔の葉がたくさんはさんであるのは紙魚(シミ)防止のためであった(「枯葉」12ペー…
これは面白そうだ。日本語形態素解析、利用したいなぁ。 from http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113647/ 本書は現在注目を集めている「集合知(collective intelligence)」をテーマにした書籍です。機械学習のアルゴリズムと統計を使ってウェブのユー…
ウィズダム英和・和英辞典 | iPhone | 物書堂 >> http://www.monokakido.jp/iphone/wisdom.html 物書堂の中の人は元エルゴソフトということで、そのときの電子辞書ノウハウが生かされている模様。
講談社の『類語大辞典』や三省堂の『類語新辞典』は収録語数が多いのはよいのだが、デガくて使いにくい。ヒット率もいまひとつ。小内一の個人編纂『日本語表現大辞典 比喩と類語三万三八〇〇』は切なすぎて購入をためらい*1、『日本語大シソーラス 類語検索…
月刊すばるで短期集中掲載中の「鶴見俊輔・思索の道すじ」は必読。見逃していた。 8月号だと、文芸誌のような(自由な)場所は大事だと述べているくだりや、丸山真男についての箇所などが面白い。 2008年6月号 鶴見俊輔・思索の道すじ (1) "I AM WRONG" 構成…
須賀敦子のお父上が「森鴎外なら、渋江抽斎ぐらいは読んでおけ」(でないと話にならない)とのたもうたそうなので、あわてて買い込むのであった(ネットショップだけど)。
僕は「言葉の力」というものをあまり信じていない。十代のころ、訳の分からない病気のために、ろくに学校へも行かず、ひたすら本ばかり読んでいた。会話は無力だと思った。病気を説明するものは血圧の数値しかない。僕を説明するものは試験の点数か偏差値し…
環境のオントロジー作者: 河野哲也,齋藤暢人,加地大介,柏端達也,三嶋博之,関博紀,溝口理一郎,染谷昌義,倉田剛出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2008/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 39回この商品を含むブログ (12件) を見る『環境のオントロジー』河…